マインドフルネスと聞くと、多くの日本人が
「マインドコントロールですか?」
と怪訝な顔で聞いてきていました。(2017年頃まで)
まあ確かにマインドフルネスと言うとややこしい名前ではありますが(;^ω^)
そもそもの起こりは何なのでしょうか。
端的に言うと、
アメリカのお医者さんである、ジョン・カバット・ジン博士(マサチューセッツ大学医学大学院教授、同大マインドフルネスセンター創設所長)
によって提唱されたストレス緩和法です。(なんと1979年に!!!なかなか前から開発されてたんですね~~~)
マインドフルネスの提唱者 ジョン・カバット・ジン博士
彼自身、分子生物学者であり、精神科医でもあります。
その彼が、
=自身の禅やヨガの瞑想体験を医療の現場にもってきたことがはじまり=
とされています。
精神科医として医療に携わっていたジョン・カバット・ジン博士ですが、従来の治療法の他に、何か患者に対して有効な手段はないか、ということを考えたのですね。
1970年代の話です。
当然今(2017年)みたいに最新の研究データはほとんどなく、実際に患者に試していくことが一番の検証実験となっていたんですね。
博士が着目したのが、
=瞑想=
なんです。
博士自身、ヨガや禅に興味を持って、瞑想体験もしていたそうで、この瞑想を患者にさせてみては、と考案したのです。
精神科医ということもあり、精神に異常をきたしている患者が後を絶ちません。
その中で博士はまず精神の安定を図るものの一つとして瞑想を取り入れてみたんですね。
すると、患者たちに一定の効果が現れだします。
博士自身が瞑想で体感したリラックスや心の安らぎを患者たちも感じることができたんです。
マインドフルネスの起こりを以下にまとめてみると・・・
マインドフルネス瞑想が医療の現場で症状(うつなど)を緩和させることに成功
⇩
マインドフルネスが認知心理学の分野を中心に広がる
⇩
医療現場の枠を超え、セルフマネジメントの技法として広まる
⇩
こうした心を整える技法をグーグルをはじめとするグローバル企業が採用し、世界的に広がりを見せている
現在では、マインドフルネスは企業だけでなく、
一流のアスリート、芸術家、海外では一般市民にも広がっています♪(日本でもマインドフルネスは一般的になってきてますよね♪)
マインドフルネスという考え方&実践方法の一つに瞑想がある
禅やヨガの技、すなわち瞑想を多く導入しているマインドフルネス。
マインドフルな状態にある、といった言い方もするので、完全には
マインドフルネス=瞑想ではないですが、
マインドフルネスをしている=瞑想をしている
と思っていただいて大丈夫です。
マインドフルネスの説明でよく使われる
「今、ここに意識を集中する」
ということ。
これが結局瞑想状態になっているんですよ・・・
瞑想って何?っていう方に分かりやすくいうと
=瞑想とは無意識を意識にあげる行為=
だと思っていただけたらよろしいです♪
無意識に行っている行動、思考ってたくさんありますよね(^_^;)
あなたが今この文章を読んでいただいているのも無意識に読んでるんです。
それを意識にあげるんです。
具体的に言うと、
「あ、今私パソコンおよびスマホでブログを読んでる」
って気づくってこと。
これがマインドフルな状態。即ち瞑想ということになるんです。
ここの難しい概念はそこまで整理しなくても大丈夫です。
あなたはただ、日常に無意識に行っているものに注意をむける、すなわち意識にあげる行為をしてみてください♪
現代では、様々な検証結果から、マインドフルネス中に脳内ホルモンが、とか、瞑想中の脳波はシータ波で、とか言えますが、
そんなことが分からない1970年代から検証実験の末に導き出されていたんですね(^_^;)
でも、考えてみれば、ヨガも禅も瞑想も、それこそ数千年の歴史を持っていますよね。それらが科学的根拠なく伝わっているということは、まあ普通に考えて効果ありすぎだからですよね(^_^;)
それらの宗教性を排除し、知識を体系化させて出来上がったマインドフルネス。
マインドフルネスにも歴史ありです!!!
マインドフルネス瞑想 やってみたら分かるよ
マインドフルネスという言葉とともに瞑想が脚光を浴びていますが、
成功への道は瞑想だった
という言葉があるくらいです。
小学生への瞑想、そして私のstadio&スクールでの生徒の様子からも断言できます!!
まあちょっとおおげさではありますがね(^_^;)(笑
で、
新しく来られた方にお話していることでもあるのですが、
なんかもやもやしたり、気分がすぐれなかったり、まあとにかく今の現状に不満があるなら
=とりあえず瞑想してみたら???=
ということ。
日本人の特性?とにかくやってみた、という人の少なさ
別に瞑想に限ったことだけではありませんが、
何か新しいことを始めるのに
日本人は勝手に敷居を高くする傾向がある
ように思えてなりません。
優柔不断な人種というか・・・
そのことでどれだけの機会を損失しているのか、ということが分からないんですよね(^_^;)
(まあ、そのおかげで何をするにしてもライバルが非常に少ないので上にいっている人はほくそ笑んでいるわけですが)
とりあえずやってみることになんでそこまで抵抗が持てるのか不思議で仕方がないんです・・・。
嫌ならやめればいいです やりもしないのになんで評価をするのか
本当に瞑想だけに限らずですよ・・・。
やってみて、自分に合わなければやめればいいだけです。
なんで、やってもないのに、価値基準を判断しているのか・・・・・・
もし、あなたが何かことを成したいとして、
今までの自分と同じことをしていてできるわけないですよね?
もし、あなたが何かについてずっと悩んでいるとして、
今までと同じことをして、同じ考え方でその悩みは治らないですよね??
本当に日本人の特性なんですよ(^_^;)
現状維持に固執してしまうんですね。
違うことをしてみればいいじゃん。だって、今のまま続けてたら苦しいんでしょ?
ってだけの話なんですよ。
マインドフルネス瞑想?たくさん本もできるし、今すぐやってみたらいいですよ。
で、マインドフルネス瞑想に話を戻すと、
瞑想によって、心身ともにたくさんの好影響が受けられた
という話は聞いたことありますよね?
で、そういう話を聞いてみれば、
とにかくやってみたらいいんです。
しつこいですが
嫌ならやめればいいんですよ。
本などもありますし、いまやYOUTUBE、アプリなどでもできます。
無料のものもたくさんあるんですよ♪
科学的根拠など様々ありますが、とにかくやってみたら体が分かります。
とやかく悩んでいる間に、試してみてくださいね☆☆☆