様々なマインドフルネスのやり方




マインドフルネス瞑想には様々なやり方があります。目を瞑って座禅を組んでという、いわゆる私たちが思いつく瞑想だけではないのですね。

マインドフルネスの様々なやり方を詳しく見ていきましょう!!!



マインドフルネス 歩行編

歩く瞑想、とも言われていますが、具体的にはどうやるのでしょうね??

ズバリ、歩くことに意識を向けるのです。

まず、普通にどこかに行こうとして歩く時、何も考えないですよね?(歩くという行為について)
無意識に足が勝手にでますよね??

これを意識的に行うのです。
つまり、いちいち歩くという行為について考えて歩いてみましょう、ということです。

右足を出す

右足のかかとが地面に着く(重みを感じる)

右足の裏全体が地面に着く

重心がかかとからつま先の方へ移動する

右足のつま先をける

左足を出す


*右足と同様に繰り返す

この流れを、

思い切り意識してやってみてください。

そうしたら、はたと気づくはず!

そういえば、さっきまでくよくよしていたこととか悩んでいたことを忘れていたことに!!!(意識を足の裏に集中させているので当たり前なのですが(;^ω^))

マインドフルネスのルーツは禅にあり

日本でも、昔から歩行禅として伝わっているものです。
神社にいくと、ほとんどの場所で小さな石がひいてありますよね?
あれ、歩行禅をするためにあるっていう噂も!?

神社で石をヒントにして、踏んでいること(重みを感じること)に意識を向ける。

これが歩くマインドフルネスです!!!(もちろん、神社でなくてもどこでもできますよ♪)

マインドフルネス 食べる編

味覚に意識を思い切り集中させて食べてみます。

例えば毎日食べるお米。

一粒(もしくはひとつまめみ)箸でとる

じっくりと形を眺めて観察する

ゆっくりと噛みしめる

口に広がる甘味、触感を味わう

口に広がる甘味を味わうことで、

=お米はこんなにも甘くおいしかったのか~~~~~~~!!!=

ということに気づき、感動を覚えるかもしれません。

お米を食べて感動したことってあまりないですよね?

いつも何気なく、別段意識することなく口に運んでいますよね??

一度やってみてください♪

口に広がる味に意識を集中させる!!

これだけです♪

あと、これを続けることで、痩せる効果もありますよ♪♪

マインドフルネス 通勤電車編

これはある本で紹介されていた方法です♪

毎日の出勤に電車を使っている人も多いですよね。満員電車にイライラしながら揺られるのではなく、その時間を有効に使って瞑想を行おうというものです!

毎日の通勤時間が変わる

つり革につかまり、呼吸を整える(腹式呼吸でいいです)

車内に注意を向ける(どんな人が乗ってる?網棚には何が??社内広告は???)

車窓の景色に目を向ける(家、ビル、人、動物、空・・・・・)

目を閉じて映像を再現する

窓ガラスをすり抜けて電車を見下ろす

どんどん上昇していく

深呼吸をして現実に戻る

 

*途中(窓ガラスあたり)から、かなりあやしいものになっていますね(〃艸〃)笑

こんなことが一般に売られている本に書いてあるんですよ♪

ということは・・・

窓ガラスをすり抜ける?簡単ですよ

できるんですね~~!本当にできちゃうんです♪(少なくとも私のマインドフルネスstadio&スクールの生徒さんは楽勝♪♪)

 

でもいきなり窓からすり抜けなくても、((;^ω^))

そこまで(目をとじて映像を再現)するだけでも十分マインドフルネスになっていますよ♪

マインドフルネス お風呂編

お風呂瞑想です♪毎日の入浴時間も瞑想のチャンス!!

体がお湯に触れる感覚や、体を洗い汚れが取れていることに集中するといった感じです。

ただお風呂に入るだけでなく、いちいち意識する

=例=

頭を洗いながら、手の動きと指先の質感、頭皮の汚れが落ちていき快適さが増していくことを意識する。

体を洗いながら、手の動きと様々な場所の皮膚に受ける感触や刺激に集中する

お湯につかりながら、自分の体の温度変化、それに伴う呼吸の変化に注意を向ける

これだけです♪

禅の修行にも通ずる

禅の行に「三黙堂」というものがあります。それぞれ

禅堂(座禅をする場所)、食堂(食べる場所)浴室(お風呂)

の三つを指し、いずれも人と話すことなく静かに自分と向き合う時間とされています

要するに、

黙って座って、黙ってご飯を食べて、黙って風呂に入れ!

ということです。

それが、瞑想になっているんですね♪

 

基本的にお風呂は一人で入っていることでしょう。

自分と向き合う時間と考えて、マインドフルネス入浴をしてみてはいかがでしょうか♪

マインドフルネス 飲む編

飲み物を用意してください!

何でもいいのですが、画像のような水だと仮定しましょう。

一杯の水を用意してください

グラスに水が注がれる様子をじっくり観察する

注がれたグラスを眺め、これからこの液体が唇を通り、口の中を突き抜け、食道を通り抜けながら内臓まで行くのだな、としみじみ思う

軽く口に含み、唇から舌、喉の感覚を最大限鋭敏にし、液体が様々な自分の器官と触れ合いながら内臓に向かっていく様子を深く認識する

冷たさが喉から食道を通り、やがて胃の方へ伝わっていくことを確認する

*以後繰り返し

 

分かりますか?いつもなら何も考えずに飲んでいるところを、

いちいち意識に上げて、(観察して、思って、認識して、確認して)

=今水を飲んでいるのだな~~=と認識するんです!!!

ボーっと飲むのではなく、意識するのよ

余裕がある人は、その水の生い立ちを考えながら飲んでみましょう。
その水はどこで湧き出て、どのように運び出され、誰の手によって梱包され、自分のもとにきたのか???

こんなことまで意識にあげてみましょう!

 

気が付くと、

不平不満を言っていた自分が、どこかに消えたではありませんか!?

これが、

飲むマインドフルネス!!!!!

 

今すぐにでもいろいろなマインドフルネスをやってみよう

今回紹介したように、マインドフルネスは様々な場面で行うことができます。自分の行っている行為を注意深く見てあげるということ。これに尽きます。今日、今、あなたもマインドフルネスをしてみてもいいかもしれませんね。

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