マインドフルネスってよく聞くけど、どんなやり方があるの?
という質問を受けます。
確かに、一見難しそうですよね(^_^;)なんかややこしい気がします。
でも、実はあなたももうすでにマインドフルネスをやっているかもなんですよ。
マインドフルネスのやり方は本当にたくさんあるんです。
=今、ここを意識する=
つまり、無意識に行っていること、感じていることを意識にあげるだけだからです。
マインドフルネスのやり方 無意識を意識にあげる
マインドフルネスということを考える時、
必ず=瞑想=という言葉がでてきます。
ここではマインドフルネスも瞑想も同じと考えていただいて構いません。
どちらも
=無意識に行っていることを意識にあげる=
という作業をするんです。
ここでいう無意識と意識。
どうやって分ければいいんでしょうかね。
一応の定義づけとして、
今気づいていない行動や思考を無意識、それ以外を意識と呼ぶことにします。
例えば、今ここまでこのブログを読んでいただいている時、
まばたきしていますよね?
でも、言われるまでに気づきませんでしたよね(^_^;)
そして今、まばたきを意識しているはずなんです。
このとき、まばたきという行動が
無意識から意識的に変わったと言えるんです。
別の例で言えば、今このブログを読んでいただいていますよね?
この字を読んでいる自分の視野に注目してください。
ほら、視野の中に、ご自身の
=鼻=
が入っていますよね?
でも言われるまで気づきませんでしたよね??
一度気にしだすと、ずっと気になりだしますよね???笑
これなんです。
さっきまでも=鼻=が見えていたはずの視覚。
見えなかった(認識できなかった)ですよね?
それを今認識した。
無意識が意識に上がった瞬間です。
と、思ったら上の例で紹介したまばたきのことを忘れていましたよね?
このように、何気なく行っている行動、思考を意識にあげるんです。
これがマインドフルネスのやり方の基本です。
またまた他の例で言えば、
今座っている人はお尻が重力で下に落ちてきて、椅子とくっついてますよね?
今までそんなことに気にもかけずにお尻を動かしてましたよね??(壊死するので確実に勝手に動いてますよ)
とか言われると、足の先にも重みを感じてきたのではないですか???
くどいですが、(;^ω^)
これがマインドフルネスのやり方の基本です。
今無意識に行っていること、感じていることを・・・
意識にあげるのです!!!!!!!
この意識にあげている時、人間はその意識にあがったことにしか集中できないんですよね(^_^;)
人間は今その感じている部分しか感じることができないという性質があるんですよ。
だから、今起こっていないはずの過去や未来の不安や憂いに心を没頭させてしまって、それしか考えることができなくなり、自分の能力を下げてしまうという行為をしてしまうんですよね。
そこで、マインドフルネスが世界で注目されているんですよ(^_^;)
マインドフルネス瞑想のやり方一例 全て反対でやってみる
ものすごく簡単なマインドフルネスのやり方として、
全ての行動を反対の手や足でやってみるという方法があります。
例えば皿洗い。皿洗いは毎日やりますよね。まあやらない人は歯磨きでもいいです(笑)
で、それらをいつも使っている手の使い方と反対にしてみるんです。
いつも右手で磨いている歯磨きを左手で行ってみるんです。するとどうなりますか?
めちゃめちゃやりにくいですよね(^_^;)だって慣れていませんもん。で、左手でやりにくいから考えますよね。動かし方とか、歯の形状がこうなっているから、こう動かそうとか。
これが意識にあげているという作業です。
これをしている時、意識は完全に=今ここ=に集まっていきます。この状態がまさにマインドフルネスの状態になっているんですよ。
やってみれば分かると思いますが、
一生懸命に違う方の手で歯磨きをしている時、
過去の不安や悩み、浮かびますか?
未来の脅威、浮かびますか??
真剣に歯磨きをやればやるほど浮かびようがないんですよね(^_^;)
そうすることで、今ここに意識を向ける癖が脳にできあがるんです♪
意外と身近にマインドフルネス状態になっていることがあるんですよ!あなたもふと、マインドフルな状態を作ってみましょう♪
初心者でもやりやすいマインドフルネス瞑想法
自分で瞑想をやってみたり、音声を聞いたりしたけれど、
なかなか呼吸に意識を集中することが難しいという話も聞きます。
そんな中で、初心者の方におすすめの瞑想法としてある本で紹介されていました。
数息観(すそくかん)
=呼吸に合わせて数を数える瞑想法。禅など伝統的なものにも使われる方法。=
呼吸に合わせて心の中で1から10まで数えます。
数、速度は人によって変わりますので、ご自身で調整されるといいと思います。
数えることで、そのことに意識が行くために
=今、ここ=
に集中しやすくなりますよ♪
ハミング瞑想
=リラックス効果が高く、不眠気味の方や夜の瞑想、特に初心者にオススメ。=
息を吐くとき、何らかの声をだして吐きだす。
「ん~」
でも
「あ~」
でも
「お~」
でもなんでも構いません。
自然と声に意識が集中するので、気が散りにくくなるとともに、たくさん息をはけるという利点もあります。
吐く息が長いと、休息を司る副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
難しく考えず、=今ここ=に集中し、何か浮かんで来たら受け流す
マインドフルネス瞑想に興味のある方は、とりあえずやってみる。
いろいろな形式とか考えちゃいそうだけど、
結局は
=今、ここ=に
意識を集中するだけですよ♪
補足 私が指導するマインドフルネス瞑想
私のstadio&スクールで教えている瞑想法に
スーパー呼吸
というものがあります。
なんだ、その名前?と思いますよね笑
スーパーマインドフルネス呼吸=スーパー呼吸=の生い立ち
これ、実は・・・
私が小学校の先生をしている時に、クラスの子どもたち(当時5年生)が命名した瞑想の名前なんですね笑
そう聞いたら、5年生くらいがつけそうな名前な気が・・・笑笑
って感じですよね♪
スーパー呼吸ができるまで物語
小学校で子どもたちに、こんなの(瞑想)あるんだよ、と紹介した
⇩
子どもたちがなんか気持ちよく、リラックスした感じになった
⇩
私の呼吸の誘導のタイミングが長いとか短いとかあーだこーだ言われながら子どもたちと一緒にカスタマイズした
⇩
懇談会などで保護者に試してみる
⇩
ものすごく好評で、大人にも聞くんだな、と認識する
⇩
細部を更新しながら
=スーパー呼吸完成=
すいません。どうでもいいですよね笑
子どもたちが自分で命名するくらい、瞑想の効果はスゴイ
ここでお伝えしたいのは、
子どもたちが自ら教師の私に志願して、瞑想を一緒にカスタマイズし(当時は大きなお世話でしたが(;^ω^))、保護者にやってとお願いをして、そしてその瞑想法を
=スーパー呼吸=
と名付けるほど、
子どもたちへもマインドフルネス瞑想の効果は絶大なんですよ!!!!
ということです♪
いくつかマインドフルネスのやり方を紹介しました。ご自身にあうやり方をやってみてくださいね☆