マインドフルネスの観点から教育界をきる!!




元教師、現在マインドフルネスの先生&起業家という完全に中立な立場から、そして脳科学の視点から教育界を考察していきます。

 先生によって一年間の人生が決まる

 

「担任の先生で俺らの人生決まるねん!!」

新学期、子どもはこんなことを言っていますよ笑

 やはり何より担任の先生の発表が子どもにとっては(実は保護者にとっても)かなり重大なことのようで・・・
 
 
 まあ、わからなくもないですが笑笑
さて、ではその4月の始業式を科学してみます。

先生方の心境をマインドフルネスで科学する

だいたいの学校では全校児童を集めて、担任の先生の発表が行われます。
新しいクラス、友達が決まり、一息つく間もなく、式は進められていきます(^-^)
 担任の発表の際、子どもたちは露骨にその喜怒哀楽を表します。もうほんと露骨です笑
①『ヨッシャー』
となる先生。
②『えー』
となる先生。
③『・・・・・・・・』
と子どものリアクションゼロな先生。
まあ大まかに分けるとこんな感じですが、当然先生だったら①の反応が嬉しいに決まってますよね♪
誰だってこれから始まる一年間をうれしくワクワクした気持ちで迎えたいと思うと推察するのですが・・・
ところが、面白いことが起こるんですね
②や③の反応を子どもたちからいただいた先生の中には
・別にヨッシャー、と言われてもうれしくない
 
 
・人気をとるために、教師をやっているわけではない
 
 
・子どもの反応なんてどうでもよい
 
といった反応を示す先生がいるんです(なかなか多いかも)
教師以外をお仕事にされているみなさん、どう思われますか!?
まあ私は自分の教員経験上、
=100パーセント負け惜しみだ=
と考えています。笑
子どもが好きで、子どもと接するのが好きで、教師になったんです。
子どもの反応が良くて、嬉しくないわけがないです!!!!!
そしてもし仮に、
子どもの反応なんてどうでもよい
 
と心から言っているのなら教師不適格と言わざるを得ません。
子どもと接する仕事、子どもの成長に従事する仕事を選んでおいて、子どもの反応がどうでもいいわけないでしょ(現代社会においては特に)




 ヨッシャーで始まった方が誰がどう考えてもやりやすいよ!?

『ヨッシャー』の反応の瞬間、どう少なく見積もっても以下の二点が言えます。
①単純に嬉しい
②始めから好意を持ってくれているので子どもたちに指導が入りやすい
 
 
 
=好かれるためにやっているのではない=
という論は分からなくもないですが、
 子どもたちが、
信頼していない人、苦手な人、キライな大人から教え諭される状況にするのがどれだけ困難なことか!!!
教師が必死になって教授法を勉強し、子どもに分からせるテクニックを学んだとしても、
「あの先生の話聞きたくない」
 
で終わりなのです。
ですから、誰がどう考えても、
ヨッシャー状態からスタートした方が、教師の指導も入りやすく、良好に進んでいくのです。
 
 
そんなことは数年教師をせずとも分かりきったことです。
にもかかわらず上記の反応・・・。
つまり、先生方の心理は、
子どもたちがヨッシャーとならない自分に向き合うことができず、上のような反応を見せてしまうんですね。
 
仮にここで自分と向き合ってしまうと、
・自分のやってきた指導法は受け入れられないのか
・自分は子どもに好かれていないのか
などという思いが湧き出てきてしまうからです。
しかし、中には、このような状況を自分で打破し、切り拓いていく教師がいるんですね〜〜(私ではないですよ笑)

 現状に向き合うのか、スル―するのか

始業式の担任の発表で残念ながら子どもの歓声が

「ヨッシャー」

とならなかった先生。

ここで大きく二つのパターンにわかれます。

①別にヨッシャーなんていらん

②なぜヨッシャーとならなかったのか

ここが完全に分かれ目なのです。

深層心理を分析すると、

①のタイプの先生は上記のように自分に向き合うことを拒んでいる、ということなのですが、

もっと言えば、

=ヨッシャーと言われない自分が通常の自分である=

と思っているわけです。

これに対して②のタイプの先生。

=ヨッシャーと言われていない自分は自分らしくない。こんなはずはないんだ=

と深層心理で思ってるんです(^-^)



そして!!!

ここからが怖いところです(^_^;)

stadio&スクールではその術を教えていますが、

無意識が自分の思うよう(像)に調整してくれるんです

ご自身の学生時代を思い返す、もしくは今子どもがいる方は本人に聞いてみてください。

ヨッシャーとなる先生は概ね評判がよく、だいたい毎年ヨッシャーとなっていますよね?

学級崩壊しているクラスの担任は、次年度も、そしてその先も、基本的に学級は荒れ気味になっている、もしくはその後担任を離れていませんか??

小学校の場合、低学年、高学年、それぞれいつも毎年だいたい同じ先生が担当をしていませんか(余談ですが、高学年の方が確実に大変であることは言っておきます)

おかしいな、と思わないといけません。(特に教師のみなさん)

つまり彼ら(教師)は、自分はしっかりとできるor自分は荒れるかもしれない

と思い、それぞれ本当にその通りになっているんです(^_^;)

学級が荒れたことにより、自分の人間性まで否定された気になって、ますます悪い方に転がり落ちてしまう。そんな教師の姿を何度も見てきました。

でも・・・

学級崩壊=子どもが振り向いてくれない=自分の存在がダメだ

では決してないのですよ・・・。

誰一人として、担任をする以上、学級崩壊をしたい、なんて思っていません。

というより、人一倍頑張っているでしょう。朝は早くから、夜は遅くまで。

荒れないためのテクニックを学び、使う。

でもやっぱりうまくいかない。

同じことを永遠に繰り返しているだけなんですね・・・

そろそろ気付きましょう。

荒れないためのテクニックを駆使しても意味ないです

=今年こそは荒れないクラスをがんばろう=

とか思っている時点で荒れます。

簡単なことなんです!!!

 

自分の自己像をうまくいく像に変えてやるだけなんです(^-^)

関連記事⇨教育とマインドフルネス

⇨ 子どもを伸ばすアプローチが違うんです!!







コメントを残す