自分の才能を閉じ込めているだけですよ〜・・・
こんな話をよく生徒さんにしますが、
これ、小学校の先生をしている時でもよく遭遇した問題なんですよね・・・。
自らの才能を自らで閉じてしまう、日本人的思考
日本にある謙遜の文化。
これ、美徳とされるケースも稀にありますが、小学校の先生をしていて感じたのが
よく無いですよ!
ということ。
最新の脳科学や心理学の知見から見ても
最悪ですよ!!!
ということ。
例えば、
私が保護者会、懇談会などで、子どものことを褒めますよね。
じゃあほとんどの保護者の方が
「いや〜そんなことないんですよ」
っていうんです。
これね・・・
保護者の方の本意じゃないだろうし、謙遜の部分もあるって私にはわかるんですが(大人だから!!)
子どもには分らないんですよ(^◇^;)
「いや〜〜うちの子そんなにすごくないんですよ」
って誰かに言っているのを聞いたら、
そのまま解釈してしまうんです。
「あ、僕大したことないんだな」
と。
つまり、
周りの反応を無意識がキャッチし、学習していくんですよね(^_^;)
これって恐ろしいことではないでしょうか?
つまり・・・・・
あなたが
人生はこんなもんだ、私はこんなやつだ、という像は、何の根拠もないのに(根拠を集めた気になっている)周りの反応を無意識がキャッチし、学習した結果の像
なのです。
親が医者のAくんと親が会社員のSくん
小学校の先生をしている時、このことに合点がいく現象を何度も目の当たりにしてきました。
親が医者だという子どもは自分も医者になりたい、と思っている人が多いです。
そしてもっと言えば、
医者になって当たり前とさえ思っている
なぜなら周りの環境は医者関連ばかりだから。
一般の感覚では、医者になるのは難しい、という感覚のようです。
しかし彼らはそうは思わない。環境が医者関連だから(しつこいですが)
===S君が自分の才能を自分で閉じ込めてしまっている話=====
小学校教員時代、実際に私のクラスで、6年生のある時点で、明らかに学力が高い(潜在的にも)子どもS君の話です。
S君とA君が同じ塾に通い、切磋琢磨している。違う点といえば、A君には医者になる、いうゴールがあり、S君にはそれがない。
教師の私の目から見ても、塾の結果でも、総じてS君の成績(学力)の方が上回っていました。
しかしです。
S君は言うんですね~~~。
「医者を目指して中学受験をがんばっているA君には絶対に勝てない」
と。
私「何を言っているんだいS君、こないだのテストでも塾で1番だったんだろ??今の調子でいけばいいじゃないか??」
S「多分、あれはたまたまです。その前は負けてたし、次もまた・・・しかも、Aのお父さんは医者だし、A自身医者をめざしているんですよ!?」
わかりますか?
S君は(というよりS君の無意識は)必死になってA君に負けるための材料を探し出しているんです!!!
残念でなりません。
周りの環境により、
S君の無意識が
俺はこんなもんだ
という像を作り、その通りに心身すべてが忠実に動き出しているのですね。
S君の話、他人事ではないですよ もしかしたらあなたも・・・
ところで・・・・・・・・。
あなた自身がS君の可能性はないでしょうか?
必死になって自分の成功できない、行動をおこさない理由を探し求めてはいないでしょうか??
少なくとも、私のstadio&スクールに来られている方に話を聞くと、初めてお会いした時にはこのような方が多いです(^◇^;)
自分で勝手にストッパーかけて、勝手に悩んで、勝手に不平不満を言っている。
こんな人生、もうやめにしませんか???
マインドフルネス瞑想をすると、こんなに自分に気づき、その像を自分の望むように変えていくことができます♪
⇨マインドフルネス的教育 逆上がりができなかったのは誰のせい?